
浮気調査の張り込みで、我々は信じられない光景を目撃した・・・
主人が浮気しているらしいので、証拠を取ってほしいとの依頼があった。
早速我々は、依頼者に詳しく話しを聞いた。
ご主人は、40代半ば、普通のサラリーマンである。休みの日ごとに何かと理由をつけて、朝から外出し、
帰ってくるのは深夜という話である。今回の依頼は、ご主人が金曜日に仕事が終わってから旅行に行くといっているので、
同行する相手を特定し浮気現場の証拠を取って欲しいというものであった。
このような調査は別に珍しいものではない。私は依頼を受けた。
問題の金曜日、ご主人は仕事が終わった後、一旦自宅の最寄り駅まで戻り、近くでレンタカーを借り、横浜駅に向かう。
横浜駅で待っていたのは地味な感じの20代半ばとみえる色白のぽっちゃりした女性。
二人の乗った車は、保土ヶ谷バイパスを抜け東名高速に入った。しばらく走り、山中湖付近に差し掛かった車は
そのままラブホテルに直行した。どうやらここで一泊するらしい。
我々は、出入り口を確認できる場所を確保し、交代で仮眠をとることにした。翌日ご主人と女性の乗った車がラブホテルから出てきた。
昼前である。車は山中湖周辺を一回りし帰路についた。東名高速厚木インターで降りた車は、そのまま近くのラブホテルへ。
一回の調査で二度もラブホテルを利用することは珍しいが、お陰で証拠はばっちり押さえられた。
2時間で出てきた後2人でともにレンタカーを返却しに行き、今度は電車に乗り換える。
渋谷で下車した2人が肩を寄せ合いながら向かったのは、あろうことか、またまたラブホテルだった。
私は半ばあきれ、半ば感心しながら張り込みを続けた。2時間後、ご主人と女性は腕を組んでホテルから出てきた。
3回目の証拠映像も完璧だ。後は、女性の身元を割り出せば調査は終了である。しかし、ここで予想もつかない出来事が起きた。
なんと2人は、今出てきたばかりのラブホテルの左隣のラブホテルへ入っていったのである。
私は我が目を疑った。横を見るともう1人の調査員もポカーンと口をあけたままラブホテルの入り口を見ている。
そして、ご主人と女性はきっちり2時間後にホテルから出てきた・・・
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